秩父限定の『ちちぶ 山ルビー』はロシアとアメリカの原産種を配合し、山梨県で生れました。しかし、栽培が大変難しく、商品化に成功したのは秩父の2軒の農家だけ。その1軒が秩父フルーツファームです。
『ちちぶ 山ルビー』は秩父郡市内にある76園あるぶどう園のうちの11園で栽培され、生産量は約1トン。数年後には27園・16トン程度まで拡大し、「巨峰」に次ぐ主力品種にと大きな期待を寄せています。
『ちちぶ 山ルビー』は、旧ソ連原産の「リザマート」と米国原産の「ピアレス」を交配してできた秩父オリジナルの新品種。
平成5年に山梨県の育種家から苗木を手に入れました。最初は秩父の4軒の農家でしたが、栽培の難しさからなかなか商品化が出来ませんでした。最終的に2軒の農家で大切に育て、平成16年頃から、『山ピンク(仮称)』として試験的に少量販売していました。
平成19年3月16日、新品種ぶどう名称選考委員会(委員長栗原稔秩父市長※当時)により、秩父オリジナル新品種として、その名称を『ちちぶ山ルビー』と発表。
名称は公募形式で、応募総数1,585点のなかから宮代町在住の主婦・中野ゆき江さんにより、命名。中野さんは、ルビー紅色の宝石のイメージから名付けたとのことです。
濃厚な味で、皮が薄く身割れの多い「リザマート」と、酸味が少なく皮が厚い「ピアレス」の両方の長所を併せ持っています。楕円で、美しい鮮紅色の粒が特長。
種が無く皮ごと食べられ、とっても甘~いので小さなお子様からお年寄りまでみんなに愛されるぶどうです。
ちちぶ山ルビーの食べごろは8月中旬~9月10日頃(状況により前後)。1kg3,000円(税込)で販売しております。